![](https://matsuken-archi.com/wp-content/uploads/2021/01/1683228_l-1024x683.jpg)
建築用語って、当たり前のように使っちゃいますよね。今日相談にこられた方に、「犬走りって何ですか?」と聞かれました。しかも、相談が終わって帰る間際に…。
自分へのメモとして今回は「犬走り」の定義についてまとめました。
犬走り
「犬走り」とは、垣と溝の間や土手の斜面に設けられた細長い通路や平地部分のことです。建物の外壁の周りを囲うように作られた道状の部分です。
一般的に40cm〜60cmで、犬が通れるくらいの幅しかない道という意味合いから呼ばれます。
![](https://kenchiku-shiken.com/wp-content/uploads/2020/03/image-4.png)
建物の外壁に雨水・泥が跳ね返って建物が痛み、汚れるのを防ぐために作られ、コンクリートや砂利を敷き詰めるます。
また害虫対策としても期待されているんですね。
![](https://matsuken-archi.com/wp-content/uploads/2021/02/7bfe6e9d7e84cc89ac7094617f75611f-1024x768.jpeg)
最近(株)まつけん設計で施工もしている一戸建て住宅の配筋工事の様子です。
住宅部分の基礎はダブル配筋で、犬走り部分はシングル配筋でおっけいです。かぶりはどちらも6cmを確保します。